Kindleで本読んどる

Kindleでの電子書籍購入数が200冊を突破したので、SF小説をメインに書評や感想を書き散らします。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「銀翼のイカロス(池井戸潤)」の感想 ドラマ半沢直樹の原作小説第4作

作品名 銀翼のイカロス 著者 池井戸潤 ジャンル 経済 出版元 ダイヤモンド社 評価 3点:★★★☆☆(おすすめ) 対象年齢 中学生以上 おすすめの人 半沢直樹シリーズのファン。職場で取引先や上司に鬱屈した気持ちを抱いている人 ドラマ半沢直樹はほとんど未見な…

「鹿の王(上橋菜穂子)」の感想 七転八倒の息もつかせぬストーリー

作品名 鹿の王 著者 上橋菜穂子 ジャンル ファンタジー 出版元 KADOKAWA / 角川書店 評価 5点:★★★★★(超おすすめ) 対象年齢 中学生以上 おすすめの人 同作者の「獣の奏者」や歴史物、魔法の出てこないハイファンタジーが好きな人 先日、読みさしの状態で一…

「不確定世界の探偵物語(鏡明)」の感想 人類皆シュレディンガーの猫

作品名 不確定世界の探偵物語 著者 鏡明(かがみ あきら) ジャンル SF 出版元 東京創元社 評価 4点:★★★★☆(かなりおすすめ) 対象年齢 中学生以上 おすすめの人 「アンドロイドの羊の夢(旧題:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)」のようなハードボイル…

「鹿の王 上下合本版 (上橋菜穂子)」を読んどる

紙だと分厚すぎて分冊になってしまうものを、1冊で読めるのもKindleの良いところですね、っと。 「獣の奏者エリン」の原作小説や、「守り人シリーズ」で高名な上橋菜穂子さんの最新刊です。「獣の奏者」ですっかり魅せられてしまったので購入。そしてさっそ…

「獣の奏者(上橋 菜穂子)」の感想 NHK人気アニメ 獣の奏者エリン の原作

闘蛇という巨大な爬虫類が兵器として活用されている中世じみた世界を舞台に、エリンという女性の生涯を追いかける形で物語は展開していくんですが、世界観・伏線・ストーリテリングのいずれも緻密。

Kindle とは

改めて「Kindleって何?」と尋ねられると、多くの方が戸惑ってしまうのではないでしょうか。 あえてひとことで言ってしまうなら、Kindleとは、正確にはAmazon Kindle(アマゾン キンドル)という名称で、世界最大のインターネットコマースサイトのAmazonが提…

「Another(綾辻行人)」の感想 理不尽な不幸に襲われる学園オカルトホラー

クラスメイトから「いないもの」とされている謎の美少女ミサキ・メイ。次々に悲惨な死を遂げる3年3組の関係者たち。果たして主人公はこの呪いめいた超自然的「現象」の正体を暴き、死の連鎖を止められるのか…!!